YMCAでは、活動を通じて次のことを学びます。
そして、ボランティアとして活動する機会を通してリーダーシップを学び、コミュニケーションの力を養います。
自分の命とみんなの命を大切にすること。
一人ひとりが自分というかけがえのない存在であることに気づき、お互いのいのちを大切にし、生きる力を身につけます。
・野外活動を通して、自然の豊かさと人間もその一部であることを知り、人や自然に対して挑戦的ではなく謙虚な気持ちや畏怖の念を抱く事を学びます。
・子どもの生命を守るボランティアリーダーは、毎年必ず救急法の研修を受け、かけがえのない生命の大切さを学びます。
家族、地域のひとりとして責任があること。
人と人とのつながり、地域と人とのつながりをとおして、一人ひとりが共に仕え合う責任があることを学びます。
・山歩きで出会う人との挨拶や川や海岸での清掃活動など、人との出会いや環境保全活動を通して、責任ある行動を学びます。
・ファミリープログラムを通して、家族の絆を考える機会を提供します。
世界と地球を見つめ、考え、行動すること。
お互いの違いを認めあって、一つの地球に生きるすべての人のいのちと平和、そして私たちが生かされている自然をまもるために行動することを学びます。
・自然の中での野外体験は、生きた環境教育。自然の恵みの中での活動は、自然の中にある多くの生命を大切にすることを学びます。
・国際交流キャンプを通して、世界の平和に貢献できる人材を養成します。
・クラス単位で国際協力募金運動に参画すると共に、世界平和についても学びます。
ボランティア精神とリーダーシップを身につける
こと。
お互いに助け合い、支えあう心を育み、人々が生き生きとして暮らす地域をまもり育てる働きかけが、すすんでできる生き方を学びます。
・キャンプでの活動はグループ活動。少人数のグループ体験は責任と役割が明確になり、リーダーシップが養われます。
・野外活動の指導者はすべてユースボランティア。活動を通してユースボランティアを養成し、地域の青少年指導者を育てています。
・全国あるいは各ローカルYMCAで高校生キャンプを実施し、次世代のリーダーシップ養成に取り組みます。
すこやかな心とからだを育むこと。
いろいろな人との交わりと活動をとおして、すこやかな心とからだを育み、いつも喜びと希望を持ち、充実した人生を送ることを目指します。
・幼少年期の野外体験は、子どもの情緒安定のために必要不可欠です。
・自然の中での少人数でのグループ体験は、課題解決する力と、創意工夫する力を養います。
・キャンプ・野外活動を通して、良い生活習慣(栄養バランスの取れた食事・適度な休息と運動)を育みます。
・スキーキャンプでは、子どもの体格や筋力に配慮したカリキュラムにより指導します。