YMCA水上安全教育プログラム〜水難事故ゼロをめざして〜

YMCA水上安全教育について

1年間で372,000の人が水難事故により大切な命が失われています。この数字は自然災害によるものやアフリカやアジアなど統計が取れていない国は含まれておりません。15歳以下の子どもたちが亡くなる原因の3番目に多いのが水難事故となっています。(WHOのデーターより)日本に目をむけると過去と比較すると少なくなったといわれていますが、年間500人〜600人の命が失われています。(警視庁のデーターより)私たちは、日本だけに限らずアジアにおける水難事故ゼロを目指して水上安全教育の取り組みをおこなっています。水難事故の現状を知っていただくことによって事故をおこさないようにどうしたらいいかを考える機会。そして、万一起きた場合の対応についてもプログラムを通じて体験する機会を創ります。また私たちの水泳クラスや野外キャンプ活動では、自分自身の「命」を守ること、自分以外の「命」をともに守ることを体験します。体験をつうじて「命」を守る術を学び、身に付けると同時に1人ひとりの「命」の大切さ、みんなが同じ「命」をもっていることを感じる「こころ」が育っていきます。1人でも多くの命が守られ、輝くことを願い水上安全教育に取り組んでいます。

水泳クラスにおける水上安全教育(泳ぐ技術=命を守る技術)

泳ぐ技術は、命を守る大切な技術です。私たちの水泳カリキュラム(ワッペンテスト項目)は、水上安全の視点が含まれています。ゴーグルをつけなくても水中で目をあけれること、浮いて(背浮き)待つことができるなど自分の命を守る技術を身に付けます。また入水前、退水後のバディーチェックなどみんなの命をともに守る体験があります。また、水難事故に起こさないようにするためにどうしたらいいか、アジアの子どもたちの水難事故の状況について子どもたちと一緒に考える機会を創っています。水上安全教育を通じてただ泳げるようになることだけでなく、平和を創り出せることができる人が育つことを願い取り組んでいます。

野外キャンプ活動における水上安全教育

私たちは、水泳クラスだけでなく阿南国際海洋センターでのキャンプ活動
7月〜9月に実施する野外キャンプ活動では、川や海でプログラムを実施いたします。活動では、みんなが楽しく遊べる時間を参加している子どもたち、リーダーとともに創り出します。遊びを通じて自然の豊かさ、自然遊びの楽しさを感じながらも川や海の危険な場所を知り、水の特性を学びます。自分の命そしてみんなの命をともに守る体験が子どもたちの成長にもつながります。

小学校出前授業 水上安全教育プログラム(着衣泳体験等)

小学校からご依頼を受けて水上安全プログラム(着衣泳体験)の出前授業を無料で実施しています。夏休み子どもたちが安全に楽しく過ごせるように、溺れないようにすること、万一溺れたときの対応を体験通じて伝えています。

小学校出前授業 水上安全プログラムのお問合せ 
大阪南YMCAウエルネスセンター06−6779−8362(担当小西・山口)

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全国YMCAウォーターセーフティーキャンペーン

全国のYMCAで水上安全の啓発活動を行なっています。
①ウォーターセフティーキャンペーンのポスターを地域の方々のご協力、ご理解いただき掲示しています。
②ウォーターセーフティーハンドブックの配布
・水の事故発生状況等の統計
・海やプールでの危険について
・水に落ちた時の対応について
・溺れた人を見つけた時の対応について
・一次救急処置の手順、AEDの使用方法について
③6月第3日曜日に親子での着衣泳体験会を実施

※大阪YMCAでは6月〜8月をウォーターセフティーキャンペーンを実施しています。

アジアの水難事故ゼロをめざして

アジア特に発展途上国では水難事故により多くの命が失われています。ヴィクトリアYMCA(オーストラリア)・ソウルYMCA(韓国)・台北YMCA(台湾)・メトロポリタンYMCAシンガポールとYAPUN(YMCA ASIA PACIFIC URBAN NETWORK)水上安全タスクチームを創り、この社会的課題解決の取り組みを行なっています

YAPUN WATER SAFETYタスクの取り組み
①指導者研修会
②各国での水上安全の取り組み
③AQUA WATCH ASIA(カンボジア)水上安全の取り組み



小学生
小学生
小学生

AQUA WATCH ASIA プロジェクト

AQUA WATCH ASIA

アジアの水難事故ゼロをめざして!    〜カンボジア〜

カンボジアでは1日6人が水難事故で大切ないのちが奪われています。
1人でも多くのいのちが守られ、輝くためのプロジェクトです。

このプロジェクトには1人でも多くの方のご支援が必要です。ご協力お願いいたします。

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普通救命講習会の実施

スタッフ、リーダー等指導者は普通救命講習会を毎年受講し、心肺蘇生法、AEDの使い方についての確認、学びをいたします。また、普通救命講習会の指導も行っておりますので、お問い合わせください。

お問い合わせ先
大阪南YMCAウエルネスセンター 06−6779−8362(担当小西、岡本)



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