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仲間と共に歩み、
一人でも多くの生徒を幸せに。

学校事業部 高校生事業部
大阪YMCA国際専門学校 高等課程長

SATOMI IKEDA

池田 聡美 さん

(2005年4月入職)

私が学科長を務める大阪YMCA国際専門学校 表現・コミュニケーション学科(表コミ)は、在校生の約7割が不登校経験者。小学校教諭を目指していた私が、YMCAで働くようになった理由は、こういった不登校の子どもたちと出会い、「一般の教員としてだけではなく、生徒や保護者と共に歩む道がYMCAに在る」と感じたからです。

あるとき、「生きることが辛い」と涙ながらに訴える生徒に、私は何もすることができず、ただその肩を抱いて一緒に泣いていました。その生徒の作文に書かれていたのが、「一緒に泣いてくれたとき、自分は必要な人間なんだと感じた」という言葉。生徒だけでなく、私自身も“誰かに必要とされている”と気付くことができた瞬間でした。
 
 

YMCAには、このような人間的にも豊かになれる経験が豊富に存在します。そして業務の中で悩み、葛藤した時、いつもそばにいてくれるのが周囲の仲間たち。私は現在、学科長として表コミの運営に携わっていますが、大切にしているのが職員同士のコミュニケーション。誰かが悩んでいるときには、「私も同じことがあった」とみんなでアドバイスしながら支え合っています。

私が妊娠中に体調を崩した際も仲間が協力してくれ、無事に産休・育休を経て復帰することができました。子どもが1歳になった今では、同年代の職員たちと家族ぐるみで遊びに行くこともあります。

私が仲間と共に楽しく働く姿を見て、「生きること、働くことの楽しさ」を生徒たちに感じてほしい。そして、一人でも多くの生徒に幸せを感じてほしいと願っています。