学校・教育機関向けプログラム

Training in Schools and Educational Institutions

人の想いと出会うとき、言葉はきらめく

ブラインドメンターによる表現・コミュニケーション研修のねらい

1. 人と素直に向かい合ってコミュニケーションする喜びを体験する。

高校の授業での研修風景
人とまっすぐに向かい合うことが難しい時代です。スマホやモバイル端末などでインターネットに依存することが多くなり、ネット越しに一方的に溢れる情報や主張に晒される機会が増えています。
 
人と直接向かい合う時間が減り、自分に話しかけられる言葉に気持ちを向けて傾聴したり、自分の感じたこと、考えたことを伝えきるという体験も失われ続けています。
 
ブラインドメンターからの問いや仲間の発言に心の耳を澄ませて聴くこと、自分の見たものや体験したことを言葉の限り伝えることを通して、言葉によるコミュニケーションの楽しさ、人と共感し合うことの喜びを体験することができます。
 
その中で、ブラインドメンターから感謝され、励まされることで、自分が人の役に立つことができること、自分にしかない持ち味や役割があることに気づく機会にもなるでしょう。それは、自尊感情の醸成、人を思いやる心の涵養の機会でもあります。
 
 
 

2. 自分の思考や感情をその場で言葉にする難しさと楽しさ

高校生がブラインドメンターからの質問に応えるようす
ブラインドメンターから自分に向けられた問いをしっかり受け止め、自分で見たもの、感じたことを自分の知識と経験をフル回転させ、相手に分かりやすい言葉と表現で、限られた時間の中で応える。ブラインドメンターとグループメンバーとの言葉のキャッチボールは、まるで新しいゲームをしているようにいきいきできる楽しい一時でもあります。
 
ひとつのワークが終わった後も、うまくいったところ、難しかったところを振り返り、それを参加者同士で共有し、次のワークに活かすようにします。
それを繰り替えすることで、より分かりやすく伝えるための順序や表現のポイント、さらに課題として残るポイントなどについて整理でき、次のワークへの意欲が増していきます。
 
 
 

3. 人の立場・視点に立ち、思いやりの心を育む

高校の授業での研修のひとこま
メンターとのコミュニケーションを通して、語彙や表現のひらめきだけでなく、相手との立場、視点、解釈の違いに気づくことができます。相手のことを考え、思い量る機会となります。
 
同じグループのメンバーの視点の中から自分とは異なる多様な見方や考えを知り、互いに学び合う機会となります。人のことを思いやりながら、自分の言葉を紡ぎ、それが重なり合って、ひとつの成果が織りなされていく体験をすることができます。
 
 
 

研修プログラム内容

代表的なワークの例です。

 

1.『グラマ』を使ったグループワーク

勝ち負けがなく、人との「違い」と「同じ」を楽しく体験できるゲーム『グラマ』。 一人ひとりが言葉や物事をどのように捉えているか、その共通点と相違点を実感しながら楽しめる奥の深いゲームです。グループ単位でコミュニケーションを深めながら誰もが楽しめます。
 
 
 
 
 

2. フォトワーク

見たものを言葉だけで説明していくコミュニケーションワーク。
ブラインドメンターにどんな写真(または絵)なのかを言葉だけで説明するワークは、相手が見えないものを説明する人のコミュニケーションの本質を体験できるワークです。ブラインドメンターからの質問に答えていく中で、見えない人にどうしたら伝えられるか、言葉と表現を考えながら説明していきます。苦心して説明し伝わった時の達成感、相手が喜んでくれることに対する喜びが自然に自己肯定感にもつながっていきます。
 

3. アイマスクのワーク

見えないこと、見えることの意味を体験する
フォトワークや物体ワークを行う際にワークごとにアイマスクをするメンバーを決め、擬似的に見えない状況をつくります。ワークを進め、言葉によるイメージが一通りできたところで、アイマスクを外し、自分のイメージとの比較をしながら、よくイメージできた点、なかなかイメージが難しかった点を考えます。
また、説明したメンバーが説明がうまくいった点、難しかった点も共有し、見える側と見えない側の違いを考えます。
 
 
 
 
 

教育におけるブラインドメンター

ほとんどの参加者が“見えない・見えにくい”人と交流することが初めてで、どう話しかけていいか、どういうふうに関わったらいいか、きっと戸惑いがあるでしょう。
ブラインドメンターは、“見えない・見えにくい”立場から、参加者から見える側の立場を思い図りながら、楽しく参加しやすい雰囲気を創り出し、ワーク参加のポイントをしっかり伝えながら、いくつかのコミュニケーションワークを進行していきます。
 
 
 
 
 

ブラインドメンターの役割

参加者の緊張をほぐし、誰もが参加しやすい雰囲気をつくります。
視覚的イメージを膨らませるために、さまざまな質問を適切に投げかけます。
参加者が説明しにくそうにしている時は、より応えやすい質問に変えたり、別の角度からの質問をしたりしてコミュニケーションをスムーズに行えるように促します。
イメージしやすい表現、説明ができた時は、参加者にどこが良かったを伝え、褒めることで参加者のモチベーションを高める役割をします。
ワークの後で、うまく説明できた点、難しかった点などを参加メンバー一人ひとりに確認しながら、互いの視点の違いや共通点について共有を促します。
これからさらにうまくいくようにアドバイスします。
 
 

研修時間と費用

2026年度 標準料金

同時に受講する人数 標準(基礎) 標準(アドバンス)
90分 120分 90分 120分
51名以上 226,000 281,000 271,000 337,000
41〜50名 176,000 215,000 211,000 358,000
31〜40名 150,000 180,000 180,000 216,000
21〜30名 123,000 147,000 148,000 176,000
16〜20名 92,000 108,000 110,000 130,000
11〜15名 79,000 90,000 95,000 108,000
10名以下 65,000 74,000 78,000 89,000

*金額はすべて税込価格です。
*すべて標準研修の費用となります。実際の研修費用は、時間、人数、研修内容などにより変動します。
*基礎研修を実施後、ご希望に沿う内容にカスタマイズした形でアドバンス研修をご提案させていただくことが可能です。
*料金は年度単位で変動することがあります。


 

研修実施実績

  • 関西大学文学部総合人文学科 三村ゼミ
  • 四天王寺大学社会学部人間福祉学科 大西ゼミ
  • 関西大学 人間健康学部 安田ゼミ
  • 大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科
  • 大阪YMCA アフタースクール

お問い合わせ

きらり☆ことばプラス 

 
〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-5-6
大阪YMCA 本部事務局

06-6441-0894 

 

受付時間
月 〜 金 10:00〜18:00(土・日・祝日 休業)