大阪YMCAでは、2011年3月11日の東日本大震災発生直後から現在も継続した救援・復興活動を行なっています。時間の経過とともに変化する被災地のニーズを汲み取り、青少年、高齢者、障がい者などの災害弱者になりやすい方々の支援に力を入れて活動してまいりました。以下に、2012年度の主な活動について報告させていただきます。
公益財団法人 大阪YMCA
代表理事 末岡祥弘
大阪YMCAは昨年3月11日の東日本大震災発生直後から今日にいたるまで3つの活動の柱を立てて、救援・復興活動を継続しています。
―YMCA救援・復興活動 「3つの柱」―
1)地元の人々と共に
2)被災地のYMCAを拠点として
3)復興を担うリーダーの育成を
以下に、この1年間の主な活動について報告させていただきます。
大阪YMCA全体、各事業所において、協力会員、ワイズ、メンバー、学生、保護者、教職員へ募金の呼びかけを継続して行いました。
-みなさまからの募金により、この1年間、次のような救援・復興支援活動が支えられました-
① ボランティアコーディネーター派遣
② キャンプ実施・参加支援
昨年に引き続き、年間を通じて青少年を対象にした「スカラーシップ(サンシャイン)キャンプ(三菱商事支援:YMCA主催事業への在阪被災者対象)」と「フレンドシップキャンプ(宮城、岩手在住の被災者支援プログラム)」を計画し、地元YMCA他を通じた募集を行いました。
③ ユース(青年)ボランティア派遣
仙台YMCAや宮古ボランティアセンターの主催キャンプ事業に、夏期・冬期・春期と大阪YMCAのユースリーダーを派遣しました。
④ 研修会・講習会開催
⑤ チャリティイベント開催
ワイズメンズクラブ中西部と大阪YMCAとの協働で、大阪市立いきいきエイジングセンターにて「東北に心を寄せよう!東日本大震災復興支援チャリティイベント」を開催しました。被災地岩手県宮古市の物産展を中心に、被災地支援活動報告会、支援活動写真展を行いました。(2/23)
引き続き、日本YMCA同盟や全国のYMCAと協力し、継続した支援を行なっていきます。 1)継続して、職員1名をコーディネーターとして宮古ボランティアセンターに派遣します。 2)評価の高いフレンドシップキャンプ、スカラーシップキャンプを継続して計画・実施します。 3)被災地YMCAの事業推進のため、ユースボランティア派遣等を行い、支援します。
==> 2011年度報告はこちら
大阪YMCAでは、東日本大震災発生直後から支援募金活動を行なっております。みなさまからのあたたかいご支援により多くの募金が集まり、それらは大阪YMCAの復興支援活動に、また日本YMCA同盟を通じて実施する支援活動のために大切に用いさせていただいております。感謝をもってご報告させていただきます。
継続した支援を行なうため、2013年度も引き続きみなさまのご支援をお願いいたします。
<連絡先>
大阪YMCA 担当:尾北、西川
TEL:06-6441-0894 FAX:06-6445-0297 E-mail:[email protected]